扉
私の奥の方の扉を開けてくれたとき
涙が止まらなくなった
ごまかすために『違うって』なんて
言ったりして
仮面を被った私の奥の方は
どうしようもなく弱くて
自信のない歳をとらない女の子
狭く暗い場所にいた奥の方の幼い私は
一筋の光が見えたとき
ちゃんと地に足をつけて生きたいって
強く叫んだ
その時から止まってものが
もう一度動き始めた気がする
私の奥の方の扉を開けてくれたとき
涙が止まらなくなった
ごまかすために『違うって』なんて
言ったりして
仮面を被った私の奥の方は
どうしようもなく弱くて
自信のない歳をとらない女の子
狭く暗い場所にいた奥の方の幼い私は
一筋の光が見えたとき
ちゃんと地に足をつけて生きたいって
強く叫んだ
その時から止まってものが
もう一度動き始めた気がする
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