ものおもいにふける

恋愛での切ない気持ちを中心に綴ってます。

名前


今でも思い出す


とても傷ついたはずなのに


あなたの名前の入った漢字を見るだけで


いまだに引っかかる想いが溢れる


思い出すのはいつも断片的で


いつも笑ってるあなたがいる

年上の彼


5歳年上の男性はとっても大人な人だと思ってた



自分がその時の彼と同じ歳になったとき



全然大人じゃなかったと気づいた




私が大人な人と思って頼り切った想いは



重い負担だったのだろう




そう気づいたときには5年の月日が流れている



謝ることも



もう会うこともできずに




こうして私も大人になっていく

残像


いつからだろう


いつからなのかわからない


ずっとずっと見てた


会いたいなって思ってた


ずっとずっと



気づくのはいつもあとのほう


きっかけは突然やってきて


ぐちゃぐちゃになって突然消えた




バカを言いあって笑った時間が


突然消えてなくなり


美化された残像だけが頭の中に



あの人は近くにいない



あの人の代わりは誰もいない